“♪ こ〜んぺきの〜そら〜 ♪
♪ あ〜おぐ にちり〜ん ♪”
今日は、東京六大学野球の最終章、
早慶戦の第1戦が行われた。
今日、早稲田が勝てば、早稲田の優勝!
慶応が優勝するためには、今日も明日も勝ち、
早稲田、慶応、明治の3大学による
プレーオフに持ち込まなければならない。
高校、大学、大学院という9年間、
早稲田に属していた自分にとって、
早稲田に対する愛着は、人一倍大きい。
早慶戦を初めて見に行ったには、
高校1年生の春。
学校行事として、1年生全員で神宮球場へ行った。
超満員の球場に、
ライト側、レフト側にきれいに別れ、
びっしりとそれぞれの応援団が陣取っていた。
みんなで校歌を大声で歌い、
得点が入れば、みんなで肩を組み紺碧の空を歌った。
プロ野球を見に行っても、
あの独特な雰囲気を味わうことはできない。
その時の試合には、早稲田は惜しくも敗れたが、
初めて、自分が早稲田の人間であることを強く感じた日であった。
それから9年たった今、
早慶戦はあの時以上に盛り上がっている。
さすがに愛知県から東京に行くわけにはいかず、
部屋のテレビで観戦ということになった。
今日の試合は、残念ながら7対3で敗れてしまった。
でも、8回まで慶応に完全に抑えられていた早稲田は、
9回の最後の攻撃で3点を挙げ、
さらに一発打てば同点というところまで粘った。
明日の第2戦に向けて、
いい流れができているのではないかと思う。
明日は、あのハンカチ王子の斉藤君が先発。
斉藤君といえば、
やはり去年の夏の甲子園の決勝を思い出す。
延長15回を戦って同点で翌日再試合だった。
再試合の日は、たしか月曜日で、
研究室で研究に励んでいたが、
インターネットでの速報を頻繁にチェックしていた。
試合の最後のほうになって、
教授からテレビをつけていいとの許可か出て、
研究室のテレビで観戦した。
試合内容ももちろん心に残るものであったが、
優勝直後のお立ち台での斉藤君への
ヒーローインタビューでの彼の発言は、
それ以上のものであった。
インタビュアーが斉藤君に、
優勝しての感想を求めた。
球児なら誰もが夢見る夏の甲子園での優勝
を勝ち取ったわけだから、
「サイコーです!!」
とか、
「チョ〜、気持ちぃ〜!!」
とか言うのが、普通であるし、
そう言った感情が何よりも
先に出てきてしまうのが当然である。
しかし彼は、その質問に対し、
『今まで支えてくれた人全員、早実野球部全員に感謝したい。』
と、あの状況の中、堂々と言い切った。
半端じゃない18歳・・・。
「世の中には、物凄い男がいるもんだな」
と思った。
そんな斉藤君が明日、早稲田の優勝をかけて登板する。
ガンバレ斉藤!! ガンバレ早稲田!!